キャンペーンの実施や各種サービスの開始により、マイナンバーカードの利便性が高まっています。こうしたことから、『マイナンバーカードを発行してみようかな』と考えている方も多いのではないでしょうか。
私も必要性を感じずにスルーしていたのですが、確定申告をWEB上で済ますためにマイナンバーカードを発行しました。現在は、確定申告以外で使う予定はありませんが、作っておけば来年以降もネットで済ませられることから、今のうちに作っておこうと考えた次第です。
発行に手間がかかるくらいで、特にデメリットもありませんので、少しでも必要性を感じたら今のうちに作っておくと良いでしょう。
では、実際に私が体験したマイナンバーカード申請の流れなどをお話していきます。
マイナンバーカード申請の流れ・受け取りまでの期間
大まかな流れとしては以下の通りとなります。
- 専用のWEBサイトから申請する
- 1ヵ月ほどで交付通知のはがきが届く
- はがきの手順に従って、役所や特設センターで受け取る
交付通知はがきが届くまでに1ヵ月かかり、さらに決められた役所やセンターに行き、受け取ることになりますので、最低でも申請から1ヵ月かかります。
急ぎでなければ問題ありませんが、『マイナンバーカードのキャンペーンを受けたい』『確定申告などの手続きをネットせ済ませたい』といったときには、早めに申請しましょう。
マイナンバーカードの申請手順
マイナンバーカードの交付申請をする
専用のWEBサイトで必要項目を入力する
まずは、専用のWEBサイトで申請を行います。
以下の項目の入力が必要となりますので、用意しましょう。
- マイナンバー交付申請書ID
- 氏名
- メールアドレス
- 生年月日
- 顔写真
このとき、「マイナンバー通知カード」や「マイナンバー交付申請書」に書かれているQRコードをスマホで読み込むことでアクセスすることが可能です。また、一部の項目が入力済みとなり、入力の手間が省けますので活用しましょう。
顔写真はスマホで撮影した写真でOK
マイナンバーカードに印刷する顔写真もWEBサイト上からアップロードします。
証明写真を撮りに行っても良いのですが、スマホで撮影した写真でも問題ありません。実際に、自宅内にある白い壁の前で自撮りした写真で申請しましたが、問題なく申請できました。
納得のいく写真が取れたらWEBサイトでの申請を始めましょう。
交付通知はがきに従って、受け取りの準備をする
お住いの地域によって、対応方法が変わってるかと思います。
例えば、私の住んでいる地域の場合。交付申請から1ヵ月で交付通知はがきが届き、記載のQRコードから受け取り日時・場所の予約をしました。
とにもかくにも、交付申請をしたら交付通知はがきが届くまで待つしかありません。届いたら、交付通知はがきに書いてある通りに、受け取りの準備を進めましょう。
役所や特設センターで、マイナンバーカードを受け取る
実際に役所や特設センターで受け取りを行います。
以下のものが必要となりますので、紛失に気を付けて準備しておきましょう。
- 交付通知はがき
- マイナンバー通知カード
- 身分確認書類(免許証や保険証など)
当日は、マスクを外して本人確認をしたり、マイナンバーカードを利用した各種サービスのパスワード設定などを行います。スムーズに進めば、10分~20分くらいでマイナンバーカードを受け取って終わりです。
まとめ:マイナンバーカードが必要なら、早めに準備を始めよう
マイナンバーカードの申請から受け取りまでの手順や期間をお話してきました。
マイナンバーカードは、役所に行なくても書類を発行したり、ネット上でサービスを利用したりなど利便性が高くなることが魅力です。
マイナンバーカードが出始めた頃は、発行するメリットが小さかったため、発行せずに過ごしてきた方も多いと思います。
私は確定申告でe-Taxを利用するために必要で、今回マイナンバーカードを発行してきましたが、ネット上から簡単に済ますことが出来ました。
確定申告に限らず、実際に役所に行くと多くの方であふれており、長い時間待たされるということもよくあります。その点、役所に行かなくてもよくなると、余計な手間や時間を浪費する必要がなくなり、他のことが出来るようにもなります。
今後も、マイナンバーカードへ一本化する動きは進んでいくことが予想されますので、早めにマイナンバーカードを準備しておくと良いでしょう。