国内と海外の取引所では、扱える銘柄の種類が違うことから、特定の銘柄が欲しいときに海外の取引所が必要となる場面があります。
なかでも、「バイナンス」は最大級の取引所であり、銘柄の種類が豊富で、BNB(バイナンスコイン)という仮想通貨を発行しています。
ただし、「バイナンス」は日本でのサービス提供を行っていません。口座開設は行えるものの、日本円での入金には対応していないので、国内の取引所から暗号資産を送金する必要もあります。
- 「バイナンス」利用するリスク
- 「バイナンス」での口座開設のやり方
- 国内の取引所から「バイナンス」へ送金するやり方
以上について紹介していきますので、リスクを理解したうえで利用しましょう。
私の体験に基づいて、暗号資産・NFTに関する情報を発信していますが、結果を保証するものではありません。
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。また、当ブログに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
暗号資産・NFT投資による損失は、全て自己責任となりますので、慎重に取引を行ってください。
バイナンス口座の必要性は?
国内の取引所では、扱える暗号資産の種類に限りがあります。
『国内で取り扱っていない暗号資産に投資したい』『NFTの取引を行うため、特定の暗号資産が必要』といったときに、海外の取引所が必要となる場面が出てきます。
2022年4月時点で、バイナンスは日本語に対応しており、日本人でも口座開設が行えます。しかし、認可されているわけではありません。
- 正式に日本へ提供されているわけではないので、サービス提供が停止される可能性がある
- トラブルに巻き込まれたとしても、全て自己責任
以上のようなリスクがありますので、しっかり認識しておきましょう。
海外の取引所でないとできないことがなければ、しっかりサポートの受けられる国内の取引所を利用しましょう。
バイナンス口座開設の流れ
バイナンスの口座開設する流れは以下の通りです。
国内の取引所で口座開設するときと同じ流れですが、海外に個人情報を送信することになります。不安に感じる場合は、口座開設することはオススメできません。
一つ前の項でお話したリスクを理解したうえで進めていきましょう。
- メールアドレス、パスワードの登録
- メールアドレス認証
- SMS認証
- 個人情報の入力
- 氏名
- 生年月日
- 住所
郵便番号、市区町村、市区町村以下
- 本人確認書類のアップロード
- マイナンバーカード、パスポート、運転免許証のいずれか
- アプリのインストール
- アプリ上で顔認証
バイナンスで暗号資産を購入するには?
バイナンスでは、日本円の入金に対応していない
バイナンスでは、日本語の表示に対応していますが、日本円の入金には未対応です。
- 国内の取引所から暗号資産を送金する
- クレジットカードで入金する
以上、いずれかの方法で入金を行います。ただし、クレジットカードを利用すると、手数料が高いため、「国内の取引所から送金する」方が良いでしょう。
国内の取引所から暗号資産を送金する
国内取引所で暗号資産を購入する
国内取引所はいくつかありますが、私も利用しているコインチェックは、初心者でも使いやすいインターフェースとなっています。
東証一部上場のマネックスグループが親会社となっており、不正取引の防止にも努めているので安心して利用できます。
バイナンスで宛先情報を取得する
宛先情報は、バイナンスの口座を特定・送金するための情報となっています。
※誤った宛先情報を使うと、暗号資産を消失する恐れがあります。
暗号資産の種類ごとに情報が異なるため、送金したい暗号資産を適切に選択していきましょう。
バイナンスにログインして、「ウォレット>ウォレット概要」をクリックします。
「入金」をクリックすると、さらに小さい画面が表示されますので、「仮想通貨を入金」を選びます。
入金する「仮想通貨の種類」、「入金先ネットワーク」を選びます。
「入金先ネットワーク」は、「仮想通貨の種類」に合わせて選択しください。例えば、画像のように『XRPを入金する場合』は、『ネットワークもXRPを選択』します。
初めての場合、「アドレス取得」というボタンが表示されますのでクリックします。これで、入金するための宛先情報を確認できるようになります。
これ以降、同じ宛先へ入金するときには、同じアドレスへ送金することになります。
コインチェックで宛先情報を追加する
「暗号資産の送金>宛先を追加/編集」から、先ほど取得した宛先情報(アドレス、タグ)を追加します。
メニューから、「四角いアイコン>暗号資産の送金」の順に操作して、「暗号資産の送金」画面を開きます。
「宛先>宛先を追加/編集」から、送金先である「宛先」の追加を行います。「宛先」は、通貨ごとに設定しますので、「送金する通貨」を選んでから先に進みましょう。
「宛先を追加/編集」をクリックすると、「宛先リスト」が開きます。ここでは、登録済みの「宛先」を一覧で確認できます。
「新規登録」をクリックして、新しく追加していきます。
- 通貨
送金したい通貨を選択します。 - ラベル
コインチェック上で管理するためのラベルなので、ご自身で分かれば何でも構いません。 - 宛先
送金先の「アドレス」を入力します。 - 宛先タグ
送金先の「タグ」を入力します。
※送金先から指定がなければ不要です。ただし、送金先で入力を求められたら必ず入力しましょう。 - SMS認証コード
「SMSを送信」をクリックして、送られてきた認証コードを入力します。
追加が完了すると、「宛先リスト」に表示されますので、内容に間違いがないか確認しましょう。
送金情報を正しく入力して実行する
続けて、必要な項目を入力して送金を実行します。
- 送金する通貨
通貨の種類を選択します。 - 宛先
先ほど追加した宛先を選択します。 - 宛先タグ
宛先情報で入力したタグ情報が自動入力されます。 - 送金先サービス名
「その他」を選び、テキストボックスに「BINANCE」と入力します。 - 受取人種別
「本人への送金」を選択します。 - 送金額
送金したい金額を入力します。
バイナンスで入金を確認する
送金を行ってから入金までは、時間がかかることがありますので、取引所の送金・入金ステータスを確認しつつ完了するまで待ちましょう。
正常に送金・入金が完了すると、バイナンス口座の残高が増加して、入金履歴にも反映されます。
まとめ:バイナンスはリスクを理解して利用しよう
海外の取引所である「バイナンス」の口座開設、国内の取引所から暗号資産を送金するやり方を紹介してきました。
『国内で取り扱っていない暗号資産に投資したい』『NFTの取引を行うため、特定の暗号資産が必要』といったときに、海外の取引所の口座が必要となる場面があります。そのなかでも、「バイナンス」は海外最大級の取引所であり、数百種類の銘柄を取り扱っています。
しかし、「バイナンス」は日本向けにサービスを展開しておらず、日本での認可もありません。2022年4月時点で、サイト自体は日本語に対応しており、口座開設も可能ですがリスクがあることを認識しておきましょう。
- 正式に日本へ提供されているわけではないので、サービス提供が停止される可能性がある
- トラブルに巻き込まれたとしても、全て自己責任
また、個人情報を海外に送信することにもなりますので、不安を感じる方にはオススメできません。
国内の取引所であれば、認可済みで安全な取引が行えますので、まずは国内の取引所を利用しましょう。
国内取引所はいくつかありますが、私も利用しているコインチェックは、初心者でも使いやすいインターフェースでオススメです。
東証一部上場のマネックスグループが親会社となっており、不正取引の防止にも努めているので安心して利用できます。